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全身性エリテマトーデス(SLE)悩み相談室

全身性エリテマトーデス(SLE)でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。

Q9.33歳の女性です。SLE(全身性エリテマトーデス)と診断されプレドニン40mgから治療開始となりました。現在、炎症反応もなく、腎機能の悪化もみられないので、減量していく予定となっていますが、副作用のことを考えると早く止めたいです。なにか注意することはありますか?

A.ステロイド1日分泌量ですが、副腎という組織から約20mg(コルチゾールとして)と見積もられています。ストレスがかかると、この十倍のステロイドが分泌されます。

ステロイド剤を長期投与していますと、副腎(皮質)組織が委縮し、生産能力が低下してまいります。したがって、副腎組織の生産能力の回復を待つ意味でもステロイドの減量は徐々に時間をかけて行う必要がございます。

SLEの場合、慢性炎症のためにその火消し役をするご自分の産生するステロイドでは足りません。そのために、外部からステロイドを補充しています。炎症が治まってきましたら、ご自分の産生するステロイドで十分なのですが、すでに長期間外部からステロイドを内服していますので、副腎組織の生産能力が低下しています。

したがって、外部のステロイドは時間をかけて減量しながら、副腎組織の回復を待つことが必要となります。急にステロイドを止めた場合は、副腎組織が回復していませんので、自己の産生するステロイドがありません。その場合、SLEの慢性炎症がさらに悪化する事態を招きます。

具体的な目安としましては、プレドニン20mgまでは2週間ごとに5mgずつ減量していきます。20mg以下は、2週間ごとに1〜2mg減量していきます。維持量は5mg〜10mgですが、維持量も減量していく場合は、症状を見ながら2週間ごとに1〜2mg減量していきます。

以上より、決して自己判断で中止されないようご留意ください。


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