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自律神経失調症とは?

医師の﨑谷博征と申します。現代医学では自律神経失調症という病名はありません。日本の医師は、今まで検査などで病気が特定できない様々な症状(不定愁訴といいます)をひとくくりにして自律神経失調症として扱ってきました。更年期障害などと呼ばれるものも自律神経失調症の一つです。

脳の自律神経のセンター(視床下部―自律神経系)がさまざまな原因でダメージを受けたため、体の調節機構がスムーズに行かなくなった状態を自律神経失調症というのです。これに全身の細胞のエネルギー障害が加わり、症状を悪化させています。

自律神経失調症の自然治癒法

自律神経失調症発症の原因は、脳だけでなく全身に慢性炎症を起こすトリガー(誘因)がどこにあるのかを突き詰めることで明らかになります。この慢性炎症のために自律神経のセンターである視床下部から腸までのバランスが崩れます。

慢性炎症が起こる最大の原因として、腸からのホルモンバランスを崩す毒性物質(xenoestrogen)、自己免疫誘発源(Autogen:オートゲン)の侵入があります(腸粘膜に穴が開き、そこから異物や未消化のタンパク質が侵入する「リーキーガット」という現象です)。

こういった異物侵入と各個人の遺伝子の相互作用で炎症を起こす濃淡が変わってきます。 では、自律神経失調症はどうやれば進行を防ぎ、治癒させられるのでしょうか?

崎谷研究所では自律神経失調症の根本治療として以下の4つのステップを実行して頂いております。

自律神経失調症の自然治癒法4項目

1.自己免疫誘発源となるウイルス、バクテリア、食品、毒性物質などを避ける。

2.ナチュラルパレオレベル:食事法で腸からの自己免疫誘発源の侵入を断つ(リーキーガットを防ぐ)。

3.ファイトネスパレオレベル:私たちの遺伝子に適合した運動を取り入れることで慢性炎症の促進物質であるインシュリン、レプチンを低下させる。またトコンドリアの数を増加させることで慢性炎症を抑える。

4.メディカルパレオレベル;ライフスタイル改善で完全に自然治癒させる(食事を含めトータルした生活習慣改善を行う)

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