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<インフルエンザ医学最新ニュース8>

インフルエンザワクチンの総括(2009)

日本では、豚インフルエンザワクチンの優先接種が2009年10月から始まりました。優先接種は、医療従事者、基礎疾患のある人、妊婦・幼児・児童、高齢者、健康者の順に行われました。

2010年 1月までに1600万人は接種したと推測されています。その結果はどうなったでしょうか?

まずワクチン接種早期死亡が107人と報告されました。これは同時期の米国と比べても24倍の多さです。この原因として、米国では高齢者の接種を奨励しなかったことが考えられます。なぜ米国では高齢者に奨励しなかったのかは歴史が証明することになるでしょう。これは米国の財閥にとってメリットがないと判断されたと思いますが、今はこれ以上の言及を避けます。

さて、日本のワクチン接種早期死亡者は、基礎疾患をもつ高齢者が大半をしめています。インフルエンザ問題では日本で一番鋭い指摘をされている東京大医科学研の上准教授は、ワクチン接種による免疫反応が持病を悪化させ、基礎体力のない人には致命的になったのではないかと推測されています。

実は60歳未満でも豚インフルエンザワクチン接種早期死亡率が米国の2.4倍でした。このことから、基礎疾患のある高齢者という原因だけでは説明がつきません。つまり、今回の日本で接種された豚インフルエンザワクチンそのものがワクチン接種早期死亡の原因となっている可能性が高いのです。

また豚インフルエンザワクチンの効果についても懐疑的です。沖永良部島では、豚インフルエンザワクチン接種者の大半が豚インフルエンザに感染しています。千葉の病院では、29歳以下の医療スタッフで豚インフルエンザワクチン接種者21人中10人感染が認められました。若年の健康人にも効果がないことが分かったのです。

ワクチンの被害は早期死亡だけではありません。以前、米国のある財閥の肝入りで行われた破傷風ワクチンには不妊になる成分が含まれていたことが判明し、問題となっています。発症するまで長期間かかる物質を混入させていれば、原因がすぐ今回の豚インフルエンザワクチンとは分からないでしょう。

厚生労働者が音頭をとって、今回日本で接種された豚インフルエンザワクチンの品質は本当はどうだったのかを国民に開示する必要があります。それは欧米の製薬会社からのものをそのまま受け取って、何の検証もしていなかったのか(おそらく何もやっていないでしょう)?米国の財閥の忠実な僕である官僚に国を運営させる危険性をインフルエンザワクチン問題からもうかがいしることができますね。自分の健康は自分で守る。厚生労働省はわたしたちのことを考えることは金輪際ありませんから、疑ってかかることが肝要なのです。いい加減、国(官僚)を信じることはやめましょう。

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