<インフルエンザ医学最新ニュース36>
2009年に世界的に流行した新型インフルエンザ(H1N1型)による死者はこれまで報告されていた数の15倍以上に当たる推定28万4500人に上る可能性があることが報告されました(「ランセット感染症」2012年6月号)。研究チームは最大で57万5400人に増える可能性も指摘しています。
世界保健機関(WHO)には死者1万8500人が報告されていましたが、過小評価だとの声が上がっていたといいます。今頃なぜこのような報告が出るのでしょうか。これはかなり誇大宣伝されていた新型インフルエンザ(H1N1型)が実際には脅威だったという刷り込みになりえます。ということは、また新型のウイルスをばら撒かれる可能性が高いと考えなければなりません。もちろんワクチンとセットです。人間は忘れやすいのでこういう形で恐怖心を持続的に与えるのですね。