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自律神経失調症Q&A

自律神経失調症でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。

Q5.45歳の女性です。就寝時の汗がひどく、夜の不眠、ほてりなどの自律神経失調症状が続きます。またここ6カ月生理が不順です。更年期障害が始まったと思いますが、この年では早いのでしょうか? 更年期障害でしたら貴研究所の生活習慣改善法を教えてください。


A.ご症状からは更年期障害と甲状腺機能亢進症の可能性を考えます。

更年期障害は平均年齢51歳くらいですが、45歳でも起こります。不眠、夜間の発汗、生理不順、ほてり、頭痛などの自律神経症状が出ます。

甲状腺機能亢進症は、それに加えて動悸・体重減少・振戦などの症状が起こります。

更年期障害と甲状腺機能亢進症の鑑別は、血中のTSH,FSHというホルモン濃度を測ることで行います。

更年期障害ではエストロジェンという卵巣ホルモンが低下しているために、血中のFSH濃度が上昇しています。

一方の甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンが上昇しているために血中のTSHが低下しています。

したがって、更年期障害と甲状腺機能亢進症を鑑別するために血液検査をご依頼されてください。

更年期障害と診断されましたら、再度ご連絡ください。当研究所の生活習慣改善を実行して頂きます。


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