理髪店やネイルサロンで肝炎感染の危険性
ネイルサロンや理髪店を利用する際、器具類が適切に清浄されていないと肝炎に感染するリスクのあることが、ワシントンD.C.で開催された2011年の米国消化器病学会（ACG）年次集会で発表されました。
マニキュア・ペディキュア施術との関連が明らかな急性C型肝炎の症例が報告されたことから、爪やすりやブラシ、フィンガーボウル、足浴器、カミソリ、クリップおよびハサミなどの器具を定期的に殺菌していなければ肝炎感染の可能性があることが警告されました。
実は、私が理髪店に通っていたころ、カミソリで出血することがあり、カミソリの使いまわしで感染するのではないかと危惧していました。また、このように明らかに出血する場合だけでなく、小さな傷をつくるような施術は感染の可能性を高めます。
現在ではあまり見かけないものの、病院や歯科医院での器具の使いまわしも感染を高めたと思います。感染は自己免疫疾患の引き金になることから、エステなどの施術にも十分気をつける必要があります。
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