自己免疫疾患のQ&A
自己免疫疾患でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。
Q6.34歳の女性です。橋本病という甲状腺の自己免疫疾患と診断され、現在甲状腺ホルモンを内服中です。この3カ月間、生理がきません。また顔のほてり、気分のムラがあり、ときおり頭痛がします。自律神経失調症ではないかと思います。性交時痛もあり、症状は更年期障害のようです。自己免疫疾患だとこの年で更年期障害がおこるのでしょうか?
A.無月経でホットフラッシュ、気分の変調などエストロゲン欠乏の症状が出現されています。更年期障害は40歳以上ですので、「早発性卵巣機能低下症」の病態と考えます。
橋本病という自己免疫疾患をお持ちのことから、自己免疫異常による卵巣への慢性炎症によって卵巣の機能が低下していることが原因と考えます。
ご症状は更年期障害と同じですので、当研究所の生活習慣改善を実行されてください。
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