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自己免疫疾患のQ&A

自己免疫疾患でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。

Q4. 34歳の女性です。関節のあちこちが痛むのが1週間続いています。最初、インフルエンザかと思いましたが、発熱や他の風邪症状はありません。最近になって、朝左右の手の関節のこわばりが強く、起きてから10分くらい経過しないとスムーズに動けません。特に手の第2、3関節と手首の関節が痛いです。痛む部位の腫れは今のところありません。インターネットで調べたところ、関節の痛む部位からは関節リウマチの初期で間違いないと思います。病院には行きたくありません。どうしたら良いでしょうか?

A.まず結論から申し上げますと、関節リウマチの確率は低いと考えます。

関節の痛む部位が確かに関節リウマチと一致しています。

しかし、以下の点で関節リウマチとは一致しない点があります。

  • 関節の腫れがない
  • 発熱などの全身症状がない。
  • 朝のこわばりが30分以上続いていない

以上から一過性のウイルス関節炎の可能性も考えられます。

関節リウマチと診断するには少なくとも関節炎が6週間以上続くことが前提です。ウイルス関節炎の場合は、2か月ほどで自然治癒いたします。

もう少し経過を観てください。2か月以上関節の痛みが続く場合は、再度ご連絡ください。

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