レイノー現象
指先への小血管の慢性炎症による血行障害（血管攣縮）で、チアノーゼ（紫色）その後充血します。指先にしびれや痛みを感じます。進行すると指先に潰瘍ができ、感染します。寒冷刺激や精神的ストレスが血管の慢性炎症の誘因と考えられています。膠原病を代表とする慢性炎症疾患の部分症状の場合が多いので注意が必要です（抗核抗体の検査）。
レイノー現象を来す慢性炎症疾患として強皮症、全身性エリテマトーデス（SLE）、混合性結合組織病（MCTD）、多発性筋炎・皮膚筋炎、シェーグレン症候群、関節リウマチがあります。
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