気になるニュース
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４．遺伝子組み換え（GMO）鮭をＦＤＡがお墨付き！？
アクアバウンティ・テクノロジーズAquaBounty Technologies社（マサチューセッツ州ウォルサムWaltham）により開発された遺伝子組み換えサケ（アクアドバンテージ・サーモンAquAdvantage Salmon）を食用として承認する予定にあがっているといいます。
このサケが承認されれば、遺伝子組み換え動物が初めて米国の食卓に上ることになります。属国である日本には、おざなりの官僚の息のかかった委員会を設置して、十分な検証もせずに、日本の食卓にも上がることになるでしょう。
遺伝子組み換え動物は1970年代から生産されていますが、ヒトの食用として承認されたものはこれまでありませんでした。遺伝子組み換え大豆やトウモロコシが食用として市販され、もちろん属国日本にもあらゆる形で侵入し汚染しています。
アクアバウンティ・テクノロジーズ研究開発部長のJohn Buchanan氏によると、「遺伝子組み換えサケは、チヌークサケ（キングサーモン、和名マスノスケ）の成長遺伝子と、オーシャンパウトocean poutと呼ばれるゲンゲ科の魚の遺伝子プロモーターを導入して作製される。通常の大西洋サケは出荷できる重量まで成長するのに約3年を要するが、同社のサケは約18カ月しかかからないという。環境保護のため、生殖能力のないメスしか生まれないよう処理した卵を販売する予定で、通常の養殖サケのように海ではなく、陸上の水槽で養殖することにより放出の可能性を最小限にとどめることができる」
とんでもないことです。最小限ではなく、絶対生態系に放出してはいけないのです。金儲けはよいのですが、手段が間違っています。自分（欧米エリート層）は絶対口にしないＧＭＯ製品を世界の一般大衆には喰らわせるという発想はまさに優生思想（ユージェニックス）そのものです（優生思想（ユージェニックス）については、１２月発売予定のKKベストセラーズ『日本のタブー』に詳述していますので、是非ご覧になってください）。しかも、遺伝子操作されている部分は「ブラックボックス」であり、欧米エリート層の都合のよい遺伝子を組み入れる可能性は非常に高いのです。
2001年、カリフォルニア州の小さなバイオ企業エピサイトは、米国農務省の資金を得て、食べた人の精液を不妊化するという殺精子剤を含有する遺伝子組み換えコーンを開発しています。ロックフェラー財団を中心として、世界銀行、国連開発計画（UNDP）が協働して遺伝子組み換え技術を用いたワクチン（ＧＭＯワクチン）の開発には成功しています。このワクチン（破傷風ワクチン）には妊婦に与えると中絶する成分が入っており、メキシコ、フィリピン、ニカラグアなどで接種が行われました。これは、1998年の『ランセット』誌にも「WHOの産児制限ワクチンの臨床実験」という記事で取り上げられています。
これらは、アジア人を含めた有色人種を根絶やしにしたい欧米エリート層の優生思想（ユージェニックス）が具現化したものです。優生思想は歴史的なものであり、恐ろしいのです。
この遺伝子組み換え鮭を食べた場合の毒性・長期的影響なども検証されなければなりませんが、そんなことはまず行わないでしょう。ＦＤＡ（日本の厚生労働省にあたる）も賄賂でどうにでもなる官僚組織です。米国の消費者団体は反対運動を繰り広げていますが、一般大衆の組織など欧米エリート層にとっては痛くもかゆくもありません。それは現在の日本の政治（自民党も民主党も両方簡単に操れる）の惨状を見ればみなさんも納得頂けるでしょう。
私たち一般大衆にできることは、なるべく自給自足し、遺伝子組み換え食品は絶対購入しないことです。