医薬品の副作用でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。
A.症状からは錐体外路症状と考えます。お父様の服用されている医薬品が1年前から変化ないということですので、「遅発性ジスカイネジア」という抗精神薬の副作用が推測されます。
認知症の方で夜間の徘徊、興奮などで抗精神薬(リスペリドンなどが代表的)が処方されるのが一般的です。抗精神薬は数時間後からこのような異常な動きが現れるものから、服用4か月後くらいから出現する遅発性ジスカイネジアのようなものまであります。
治療は現在服用されておられる抗精神薬を直ちに中止されることです。主治医に早速ご相談されてください。
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