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認知症の治療

認知症の治療は主な原因疾患によって、異なってきます。治療可能な正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫では手術療法が第一選択です。

うつ病、精神分裂病などの精神科疾患では使用する医薬品もまったく異なります。

それ以外の劇的に治癒する認知症を除いては薬物療法と心理療法(回想法)が認知症の治療の主体となっています。

薬物療法ではアルツハイマ―型認知症に適応があるアリセプトという医薬品があります。アリセプトは脳内のアセチルコリンの量を多くして、認知症の進行を防ぐという効果がうたわれています。

しかし、アルツハイマー病を代表とする認知症の病態は、脳細胞の慢性炎症による脳細胞の死滅と脳細胞の機能低下です。アセチルコリンという末端の物質だけに注目しても認知症の進行を食い止めることは困難であることは衆目の事実です。

崎谷研究所の認知症治療の概要

  1. 脳の慢性炎症の拡大をストップする
  2. 生活習慣、環境要因を整えることで炎症を抑える
  3. 自己治癒力を引き出す(脳細胞を全般的に賦活し、脳細胞の死滅や機能低下を食い止める)

この治療方針はアルツハイマー病を代表とする慢性進行性の認知症治療のゴールデンスタンダードです。脳細胞の慢性炎症を止め、時間をかけてゆっくり自己治癒力を引き出すという自然治療がアルツハイマー病を代表とする認知症の治療戦略となります。

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