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更年期障害の治療Q&A

更年期障害でお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。

Q8.53歳の女性です。顔のほてりや頭痛、気分のムラなどの更年期障害の症状は時々ありますが、他の人ほど強くありません。産婦人科で太っている人は更年期障害になりにくいと聞きました。どういう理由からでしょうか?

A.更年期障害はエストロジェンというホルモンの低下で起こります。

エストロジェンは、おもに卵巣と皮下脂肪にあるアロマテーという酵素でアンドロジェンンから造られます。

妊娠可能な年齢の女性では、卵巣と皮下脂肪(正確には脂肪組織)の両方でエストロジェンが造られます。

更年期を過ぎると、卵巣のこの働きがなくなりますので、皮下脂肪の酵素のみとなります。皮下脂肪の厚い人ほどこの酵素がたくさんあるためにエストロジェンが多く造られるために更年期障害の症状が軽く済むのです。

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