卵巣がん予後について
以下の卵巣がん患者側、卵巣がん側、治療側に分けられます。
- 患者因子として
年齢が高い、全身状態が悪いほど卵巣がん予後は悪い。 - 卵巣がん因子として
進行ステージが高い(リンパ節転移、多臓器転移)ほど卵巣がん予後は悪い。
卵巣がん組織型では粘液性腺癌、明細胞腺癌後は予後が悪い。
卵巣がん組織分化度は低分化のものほど予後は悪い。 - 治療因子として
残存腫瘍が多いほど卵巣がん予後は悪い。
進行症例であっても一概に予後が悪いとは限りません。これは個人の生活習慣の違いなどの環境因子の差があるものと考えられます。
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