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更年期障害の治療2

更年期障害は、脳の視床下部―下垂体系および卵巣機能の低下でエストロゲンをはじめ女性ホルモンとよばれるホルモンの減少が深く関与しています。これには、大脳、視床下部―下垂体―全身の自律神経、臓器の神経系および免疫系の異常が強い影響を与えています。神経系と免疫系は密接しているため、分けることはできません。

したがって、慢性炎症などで慢性的に免疫系に異常をきたした病態の場合でも、神経系にフィードバックされ脳に変調が起こります。また脳から視床下部―下垂体系を通して、卵巣機能の変調が起こります。

更年期障害の治療は、これら免疫系、神経系の異常を起こす原因を一つ一つ丹念に取り除いていくことです。

崎谷研究所の更年期障害の治療概要は、

  1. 酸化ストレスを軽減し、慢性炎症をストップする(免疫系の正常化)
  2. 生活習慣、環境要因を整えることで酸化ストレスに耐性をつくる(神経系の正常化)
  3. 自己治癒力を高める(全身の細胞レベルでの活性化)

この治療方針は更年期障害治療のゴールデンスタンダードです。時間をかけてゆっくり免疫系および神経系のいずれの側面からも調整を行うことで、脳の視床下部―下垂体系および卵巣機能の安定を図ることが治療戦略となります。

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