うつ病の治療・症状でお悩みの方へ

現役医師であり統合医療の第一人者である崎谷医師が、うつ病の症状・原因・治療に悩む方に対して情報を発信しています。

うつの原因P.1

うつ病の原因は他の病気と全く同じで遺伝と環境の相互作用です。うつ病の遺伝に関しては、親族にも同じうつ病の人がいる確率が一般の対照よりも高いために何らかの遺伝的要素があると考えられます。たとえば、物事を過剰に悲観的に考える傾向などが発症に関与することなどです。

しかし、うつ病の発症は、一卵性双生児で40%程度ですので、遺伝的要素に環境的要素加わったものといえるでしょう。

以下にうつ病発症の仮説を紹介したします。

  • うつ病発症性格

執着性格、メランコリー親和型性格、循環気質などがうつ病発症の病前性格としてあげられます。パニック障害、不安障害、人格障害、その他の気分障害とも関連しています。

  • モノアミン仮説

神経伝達物質のノルアドレナリンやセロトニンといったモノアミンが低下することによってうつ状態が引き起こされるという仮説です。

  • ストレス適応機能不全仮説

うつ病の人は、視床下部―下垂体―副腎(HPA系)の機能不全で、常にストレス反応が高い状態になっています。またといい、一度異常を起こした神経系が元に戻る柔軟性(神経可塑性)がないともいわれています。

いずれの仮説もそれのみでうつの原因の説明がつくものではなく、あくまでも遺伝的体質に環境が相互作用したものと考えてください。

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