本文へジャンプ

乳がんのQ&A

乳がんでお悩みの多くの方から当研究所に寄せられたご相談内容の一部を掲載いたします(個人情報は抹消しております)。ご自分の今後の治療にご活用頂けたら幸いです。

Q5.58歳の女性です。5年前に乳がんと診断され、乳房切除し、ホルモン治療を受けていました。今回全身の骨のスキャン検査で転移が見つかりました。便秘、疲労感が強いです。関節、骨の痛みが強く、モルヒネなどの痛み止めを処方して頂くことは可能でしょうか?

A.乳がんによる骨転移のため、骨が溶けだし高カルシウム血症になっておられると存じます。転移した乳がん細胞から骨を溶かすサイトカイン(ホルモンの一種)や副甲状腺ホルモン関連タンパク質が放出されることによります。

骨転移性乳がんには静脈内ビスホネート製剤を静脈内注射することを推奨されています(米国臨床腫瘍学会)。

骨転移性乳がんによる骨痛が強い場合はモルヒネが必要となりますので、主治医と相談してください。


  • 無料問診相談申込み
  • 崎谷医師(医学博士・臨床心理士)の
  • 無料問診相談申し込み
  • ※ご相談内容を厳選して選考の上、
  • ご返答させて頂きます。
  • お申し込みはコチラ

■本情報・記事の著作権は全て崎谷研究所に帰属します。許可なく複製及び転載などすることを固く禁じます。無断複製、転載及び配信は損害賠償、著作権法の罰則の対象となります。

ページトップへ